フサキ日記

2025年05月30日

『海を越えて多様に変容してきた石垣島・八重山文化』の体験を。

 

「月は地球に対して、いつもいつも同じ顔を見せている。
これは月が自転していないからではない。
月の公転周期と自転周期がなぜか完全に一致しているからで、
ちょっと厳密に言えば「月は地球に対しては自転していない」というべきなのである。
[松岡正剛「ルナティックス」(作品社, 1993), P34]

 

サンセットと月と星降る夜があるフサキビーチの大自然を日々感じ、体験していることを音楽を通して皆さんと共有したいと願い、イベントを私たちは企画制作してきました。この島に来訪する皆さんと「ヤファヤファと」つながることの大切さを石垣島の仕事を通して感じているからです。

今シーズンも絶景レストラン・夏至南風 (カーチバイ)とアクアガーデン・フサキビーチでのイベントが始まりました。
(今年の八重山は6月が2回!?あることもあり) 9月初頭の旧暦(太陰太陽暦)を旧盆を経ての八重山の伝統「アンガマ」の3年連続の開催と9月8日満月の夜の黎明に起きる皆既月食に「ヤファヤファ」イベントの開催を企画しています。

新月や満月に音楽イベントを開催し始めたのは昨シーズンからです。
八重山の日常は旧暦で動いています。
それはなぜでしょうか。
理由なんてない、と八重山の方々に叱られそうですが、、
こんなことも言えそうです。
 

「月の満ち欠けを暦の基礎におくというのは、最も自然な方法だった。
月の変化は見た目にいちばんわかりやすく、
また日々や四季にとっても劇的だ。」
[Ibid., P.26]

夜に月を見上げ、明日は晴れかな、雨かな、と「明日の気象と活動をおもうにはぴったりの暦法」だからでしょうか。
 
 
それとも、、こんな理由からでしょうか。
 
 

「月を見つめていると、
多様な体験が感情の深みでまじりあい、
時が広がっていく
(アナイス・ニン)
[Ibid., P25]

来訪してくださる方々と石垣島での体験がリアルにつながり、旅の記憶を「ヤファヤファ」な気持ちで満ち満ちてくださるように日々精進して参ります。詳しくは、陽暦(グレゴリオ暦)の6月に公式サイトでお知らせをいたします。


9月のアンガマと皆既月食のイベント開催場所は共にフサキビーチにて。月が美しい夜の時間帯での開催です。ぜひ、フサキビーチリゾートにお部屋をとって、アンガマと皆既月食、ぞれぞれの一夜を体験していただけると嬉しいです。
 
マーケティング部・エンタメ担当:二村俊和

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