フサキ日記
石垣島流 梅雨のたのしみ方
みなさま こんにちは!
5月20日 沖縄地方は梅雨入りしたと見られると発表がありました。
今年は平年より11日遅く、昨年より15日遅い梅雨入りです。
「梅雨」と聞くと、1日中雨がシトシトといったイメージですが、
石垣島では、短い時間にザーっと降ったり、晴れたりを繰り返します。
そして、こんなに降らなくていいのか?と心配になるほど
お天気続きが続いたりもします。
インターネットで調べてみると、
同じ梅雨前線でも、沖縄付近と日本本土付近の前線の構造は異なるそうです。
そして、雨の降り方にも「陽性梅雨」「陰性梅雨」の2種類があるそうですよ。
その違いとは
梅雨前線が南にあるとき→陽性梅雨
…雨が集中して激しく降ったり、晴れたりを繰り返す。
いわばスコールのような雨が繰り返し起こるタイプ。
梅雨前線が近づいて通過するとき→ 陰性梅雨
…シトシトと雨が降り続き、ぐずついた天気が続く。
石垣島を含めた南西諸島では、
梅雨入りした直後から前線が近くにあるか、北側にあるのでほとんど陽性梅雨だそうです。
なるほど~。だから石垣島ではシトシト降り続くことが
それほど多くないんですね~。
石垣島(というか、沖縄県の)あるあるとして、
島の人は傘をささないが多いんです^^
(もちろん梅雨の時期だけではありません)
理由は、スコールなので濡れてもすぐに乾く!
気温が高いから寒くない!
というところでしょうか。
ザーっと降ったら、雨宿りでもしながら雨が弱くなるのを
のんびりと待つのも個人的にはスキな時間です^^
そして、この時期だからこそ出逢える風景もあるんです。
それは、
ウミガメの孵化。(6月~8月ごろ)
サンゴの産卵。(ピンクっぽい粒々が卵です)
雨上がりの空の虹。
とっておきは、フサキエンジェルピアの夕暮れ時。
夕暮れ前に雨が降った日は、しっとりと濡れたエンジェルピアに
影が映りこみとってもステキな風景となるんです!
雨が降る降らないも、ウミガメの孵化なども
すべて自然のことなので必ずそう!とは限りませんが
この時期ならではの石垣島をぜひお楽しみください♪
とは言っても、気になるのは梅雨明けの時期でしょうか。
石垣島では毎年、ハーリーという海人(うみんちゅ)が航海の安全と豊漁を
神様に祈願するおまつりの鐘が鳴ると梅雨が明けると言われています。
ハーリーは旧暦で行われ、今年は6月19日が開催日です。
きっとこのころには梅雨明け宣言が出るのではないでしょうか。
HPには「雨の日の過ごし方」もご案内しております。
ご参考にしてくださいね^^
追記:
6月11日11時、沖縄気象台より「沖縄地方は、梅雨明けしたと見られる」と発表がありました。
平年より12日、去年と比べると15日早い梅雨明けだそうです。
ハーリー鐘を待たずに今年は梅雨が明けました☆