2013年　ウミガメの赤ちゃん　第一弾！

みなさん、こんにちは！

先日、事務所にいたときのことです。
1本の電話を取ったスタッフが、
「Nさ～ん！海ガメ先生から電話でしたー！！」
と、ワタクシに向かって叫ぶではないですか！

この時期、海ガメ先生からの電話＝アレ！！！ではないですかっ！！
そうです。今年もウミガメの孵化の時期になりました。

慌てて、孵化のポイントへ行ってみると、もうすでに子ガメたちが
かえっておりました！

今年は、フサキビーチの“より”暗い所が産卵場所となっており
（ウミガメ先生に言わせると去年のカメは照明なんてへっちゃらな
どちらかというと珍しいタイプだったようです）、
しかも日も落ち切った、真っ暗な中での孵化でしたので
うまく撮影が出来ませんでした・・・ゴメンなさい。

2013年6月24日　ウミガメ赤ちゃん

この日は、大潮で満月の夜でした。
ちょうど1か月ほど前の、満月に近い日にはサンゴの産卵も確認されました。

場所は、フサキ沖のシュノーケルポイント。
シュノーケル中に海面に漂うサンゴの卵を発見！
前の晩に産卵されたものと思われるピンク色の卵が水面に沢山浮遊していました。

2013年5月21日サンゴ産卵

サンゴは産卵直後はバンドルというカプセルの様なものに精子と卵子が入った
状態になっています。
水面に浮上した衝撃などでバンドルが割れて精子と卵子が拡散し、
同じ種類で別の個体の精子と卵子が出会うと受精するそうです。

サンゴの赤ちゃんと海ガメの赤ちゃん。
今年も無事に育ってくれると嬉しいですね。

実は、現在フサキ沖でサンゴ増殖の基礎資料とする
あるプロジェクトが進行中なのです。
それは・・・・
また次にご報告いたしますね！