大工哲弘
1948年沖縄県八重山郡石垣市新川に生まれる。
八重山地方に伝承される多彩な島唄をこなし、八重山民謡の第一人者としての地位を築いている。
その島唄に愛情をこめて歌う姿勢には共感者が多い。琉球民謡音楽協会・師範、野村流伝統音楽協会・教師の免許をもつ。
98年沖縄県無形文化財(八重山古典民謡)保持者に指定される。
県内外及び海外公演にも出演、現在までに、スイス、イギリス、フィンランドハンガリー、グァテマラ、ドミニカ共和国、チリ、アメリカなどで公演行い、96年南西アフリカ諸国、98年エイジアンファンタジーツアー(インド、ベトナム、フィリピン)などの公演を実現し、世界せましと活動を続けている。
さらに世界の民族音楽家、ジャズやロックのミュージシャンなどとの多彩な共演活動はじめ、県内外の民謡教室での講師など琉球民謡の普及、育成にも力をそそぐ、現在、沖縄でもっとも幅広い活動をしているミュージシャンである。
History of DAIKU Tetsuhiro | ||
1948年 | 石垣市新川でうまれる | |
1966年 | 八重山農林高校在学中に郷土芸能クラブ設立・初代部長になる | |
1970年 | 読売TV「全日本歌謡選手権」に出場8週勝ち抜く | |
シングル「川良山節・まるまぶんさん」発売(マルフクレコード FF-2) | ||
1971年 | 第8回・石垣市主催「とぅばらーま大会」優勝 | |
1972〜74年 | 竹中労主催「琉球フェスティバル」出演 | |
「沖縄うらみ節・八重山ユンタ」発売(ビクター) | ||
1976年 | 琉球民謡協会より教師免許授与 | |
LP「とぅばらーま」発売(アーサーレコード ASA-1) | ||
琉球新報主催・第11回古典芸能コンクール「笛の部門」最高賞受賞 | ||
1979年 | 高橋竹山先生と(那覇・石垣)公演で共演 | |
(澁谷ジァンジァン・やいまうた会コンサート) | ||
1980年 | 第7回極東放送(現FM沖縄)民謡大賞受賞 | |
LP「やいま華うた」発表(ライブ録音、ビクター SJV-2092) | ||
1981年 | 琉球民謡協会より師範免許 | |
第1回リサイタル「ゆんたしょーら」:労働福祉会館(現県民劇場) | ||
1982年 | LP「ゆんたしょーら」発売(CBSソニー 25AG 806) | |
1983年 | 沖縄横笛協会より教師免許 | |
1984年 | 野村流伝統音楽協会より教師免許 | |
1987年 | カセット4巻セット「大工哲弘の魅力・八重山のうた」発売(キングレコードCNT-1736〜9) | |
1988年 | 第2回「ゆんたしょーら」:那覇市民会館 | |
1992年 | 「大工哲弘in東京・南風ぬいやり」東京千代田公会堂で初リサイタル | |
1993年 | CD「ゆんたとぅじらば(YUNTA&JIRABA)」発売(ディスク・アカバナー APCD-1002) | |
沖縄文化民間交流会ヨーロッパツアー(スイス・ロンドン)参加 | ||
1994年 | 第3回リサイタル「ゆんたしょーら・パート3」:那覇市民会館 | |
CD「ウチナージンタ(OKINAWA JINTA)」発売(オフノート ON-1) | ||
沖縄文化民間交流会北欧(ヘルシンキ)。 | ||
中南米(グァテマラ、サントドミンゴ、チリ、マイアミ)ツアー公演に参加 | ||
1995年 | CD「大工哲弘」発売(オフノート ON-5) | |
東欧(ハンガリー)公演に参加 | ||
1996年 | CD「ジンターナショナル」発売(オフノート ON-12) | |
国際交流基金主催公演事業南西アフリカコンサート(ジャズ+島唄)ツアーに参加 | ||
(ジンバブエ、プレトリア、ソエット、ケープタウン、アビジャン、セネガル) | ||
沖縄横笛協会から「師範免許」を受賞 | ||
1997年 | CD「誇(ふくい)〜八重山祝のうた〜」発売(ディスク・アカバナー ASCD-2004) | |
CD「チバリヨーウチナー (がんばろう沖縄)」企画・構成、発売(音楽センター CCD-760) | ||
1998年 | アジアツアー(インド・ベトナム・フィリピン)参加 | |
CD「あがろーざ/大工哲弘&ツンダラーズ」発売(ビクターnafin VICG-60098) | ||
1999年 | 沖縄県無形文化財保持者(八重山古典民謡)に指定される | |
CD「賜(たぼーられ) 〜八重山の願いうた〜」発売(ディスク・アカバナー ASCD-2009) | ||
第4回「ゆんたしょーら」コンサート:那覇市民会館 | ||
「沖縄フェスティバルin名古屋」:名古屋市民球場 | ||
2000年 | 琉球フェスティバル:日比谷野外音楽堂、大工+喜納昌吉&チャンプルーズ | |
2000年 | 八重山フェスティバル:コンベンション劇場棟 | |
CD「沖縄かがやけ」企画・構成、発売(音楽センター CCD-784) | ||
2001年 | アジアンライブスペシャル・アルカス佐世保大ホール落成記念 | |
大工+ソウルフラワーモノノケサミット | ||
CD「伝 (いやり)」発売(ディスク・アカバナー ASCD-2010) | ||
2002年 | 八重山うた仲間コンサート:大阪吹田市民会館、BEGIN・大島保克らと共演 | |
(伝統芸能ナカツボ) パプア・ニューギニア、ソロモン、ブルネイ、ミャンマー島唄コンサートツアー参加 | ||
CD「エイサー遊び クイチャー踊ろう!」発売(音楽センター CCD-814、下地暁氏とのカップリング) | ||
2003年 | 宮良長包生誕120年コンサート:コンベンション劇場棟 | |
山之口獏生誕100年コンサート:具志川市民劇場・響ホール | ||
CD「蓬莱行 exo-PAI PATIROHMA」発売(オフノート ON-43) | ||
「沖縄フェスティバルin名古屋」:名古屋市民球場、プロデュース | ||
2004年 | 天皇陛下古希祝お催し(日本の民俗芸能)出演。皇居・桃華楽堂で八重山の歌披露 | |
「日本のうたごえ祭典in おきなわ」に出演 | ||
CD「結(ゆい) 〜八重山の風声(かじぐい)〜」発売(ディスク・アカバナー ASCD-2011) | ||
第5回「ゆんたしょーら」コンサート:那覇市民会館 | ||
第10回琉球フェスティバル in 大阪:大阪ドーム 出演 | ||
2005年 | 文化庁主催、韓国ソウル、那覇公演、パンソリと共演(日韓友情年)桜坂劇場、貞洞劇場 | |
放送記念日、NHK沖縄より「感謝状」表彰される | ||
石垣島「游」で初ライブ | ||
2006年 | 北海道ライブツアー(札幌、小樽、芦別、旭川、佐呂間、釧路、帯広)、パーカッションの永原元と | |
琉球フェスティバルin大阪・ドーム、出演 | ||
CD「ジンターランド (JINTA WONDERLAND)」発売(大阪ちんどん通信社とコラボレーション、オフノート ON-58) | ||
2007年 | 石垣市施行60周年記念事業「やいまうたながれ」宮良康正、新良幸人、ミヤギマモル、日出克らと共演 | |
琉球フェスティバルin東京:日比谷野外音楽堂、出演 | ||
くるり主催「第1回・京都音楽祭」:梅小路公園、小田和正、Coccoらと共演 | ||
インドネシア・バリ島でガムランと共演ツアー | ||
2008年 | 5月 「朗読シアター」NHK沖縄放送局アナウンサーによる朗読、国立劇場おきなわ小劇場:安富祖貴子と共演 | |
6月 「練馬9条の会 命どぅ宝、平和を唄え、語れ、舞え、遊べ」練馬文化センター大ホール:藤木勇人と共演 | ||
7月 「古賀市市民音楽祭 沖縄フェスティバル」古賀市中央公民館大ホール:ネーネーズ、ミヤギマモルと共演 | ||
9月 「琉球フェスティバルin東京」日比谷野外音楽堂:金城実、山里ゆき、坪山豊、パーシャクラブ他と共演 | ||
9月 「徹子の部屋」テレビ朝日出演、黒柳徹子 | ||
10月 「琉球フェスティバルin大阪」大阪城音楽堂:知名定男、アルベルト城間、宮沢和史 他と共演 | ||
10月 「第18回ひたち秋まつり」郷土芸能大祭り、日立新都市広場(野外特設ステージ) | ||
11月 「歌旅ライブ・秋ツアー」京都(磔磔)、名古屋(得三)、長野県辰野町(オーリアッド)、東京(下北沢ラ・カーニャ、新宿ゴールデン街劇場)、山形県(レキシトンホール新庄、文翔館議場ホール)、宮城県(石巻ラ・ストラーダ):サポート吉田悠樹(二胡) |
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