1972年に日本の沖縄にある豊見城という小さな町に生まれた。この年は沖縄の本土復帰という印象的な年でもあった。12人兄弟姉妹という大家族の中で育った彼であったが、他の兄弟とはどこか違っていた。小さい頃から絵を描くのが大好きで、自分のジーンズやTシャツにまで絵を描いて自分の好きなデザインを楽しんでいたのである。その頃からアーティストとしてのクリエイティヴィティを発揮していたのだろう。高校を卒業するころには真剣にアーティストの道を志し、大阪のデザイン学校へ進学。そこで二年間基礎を学ぶ。
デザイン学校を卒業してから彼は鉄筋工として働き始める。これが彼にとって大変重要な経験になるのである。と言うのも、英天にとって鉄筋の組み立てというのは芸術活動以外のなにものでもなかったのである。鉄筋技能一級まで取得した彼が自在に鉄を操り作品を作り上げるようになったのはこの頃からなのである。絵画だけでなく鉄の作品にも沢山のファンがおり、これは彼のキャリアの中でも特徴的な点ではないだろうか。
彼の絵画は同様にとても個性あふれる作品である。神秘的でエネルギーにあふれ、眠っている自分を呼び起される感覚。テレビや新聞、雑誌などでも不世出のアーティストとして数えきれないほど取り上げられている。個展を開催すると数百人の観客が足を運び、特にアーティストにファンが多いのも彼の大きな特徴と言えよう。
五感を全開にして英天を体感することをお勧めする。
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